昨日、しまなみ海道のサイクリングの模様を紹介しましたが、尾道から今治までどうして行けばいいか、荷物はどこに預けるか、宿泊施設はどんなところか、などノウハウを含めて紹介します。
私は旅行の途中に尾道から今治に渡り、しまなみ海道を走ったので、旅行の荷物を預けるところからスタートしました。JR尾道駅の駅舎の向かって左端にコインロッカーがあります。荷物を預ける前に、コインロッカーの空き地を挟んで向側に多目的トイレ(右写真)がありますので、そこでしまなみ海道走行用のウェアに着替えをしてから荷物を預けました。
尾道から今治への直通バスはありません。尾道駅前の7番乗り場から因島行きのバス(左写真)に乗り、因島大橋のバス停(右写真)で今治行きの高速バスに乗り換えます。因島大橋までの所要時間は25分、料金は580円です。今治行きのバスの待ち時間は時間帯によっては30分以上になる場合がありますが、バス停の隣にあるパーキングエリア(左下写真)で待つ事ができます。
今治行きの高速バスは観光バス仕様です。このバスに乗れば目的地のサンライズ糸山には簡単に行けると思いきや、そうは問屋が卸しません。行き方は二つあり、今治駅で降りてタクシー(20分、1800円)で行くか、来島海峡大橋上の馬島バス停で降りて3km弱、40分の道のりをとぼとぼ歩くかどちらかです。後者を選びました。
馬島バス停までの運賃は1600円でした。
馬島バス停は来島海峡大橋の今治に一番近い島にあるバス停です。
バス停側の側道は原付用のレーンで、歩行者レーンは橋の反対側にあり、エレベーターで一階降りた通路で移動します。歩行者レーン側はちょうど自転車の料金所になっていて、今治を目指すサイクリストが走って来ているところでした。
そこから糸山まで自転車・歩行者レーンを歩く訳ですが、行程のほとんどが緩い下りになっているので瀬戸内海の景色を見ながらあるけば苦になる距離ではありません。ただ、橋の最後の部分にある螺旋状のランプが歩行者にとっては無駄に長く、階段があったらなあと思いました。
馬島バス停から歩く事約40分でサンライズ糸山に着きました。ここはサイクリングターミナルと言うだけあって、自転車づいていて、部屋番号の表示板や階段の表示に自転車のモチーフがあしらってありました。玄関を入った階が2階で、玄関ホールと食堂があります。館内には無線LANのアンテナが設置されていてPCを持ち込めばインターネット接続も可能です。PCを持ってこなくても玄関の左にPCが2台あり、無料で使えます。但し、1台はWindows98でたいへん遅く、もう1台は速いのですが、キーボードがなくタッチスクリーンで入力する方式ですので手間がかかります。
客室は1階と2階で全室来島海峡大橋向きになっています。こぎれいな客室で、浴衣、歯ブラシ、タオル、バスタオル、お茶、電気ポット、冷蔵庫が完備されているので宿泊に要する装備を持って行く必要はありません。ビールの自動販売機もありますので左党の方も安心です。浴室は部屋にはなく、1階に大?浴場があります。男湯の湯船は3畳ぐらいの大きさでホテルや旅館の大浴場という感じではありません。
食事は2階の食堂で来島海峡大橋を眺めながらいただけます。夕食のメニューはその場で選ぶ事もできますし、宿泊予約の時に定食を予約しておくこともできます。私はAコースを選びましたが美味しくて量的にも十分でした。
さて、問題は翌日朝のレンタサイクル申し込みです。GW中は事前予約が受け付けられなかったので、受付開始と同時に申し込まないとスポーツ車は貸し出されて借りられない可能性があります。私は7時半頃に受付開始時刻を確認したところ8時だと言われたので8時に行ったところすでに受付は開始されていて焦りました。GW中に利用される方は早めに受付に行って並んでおかれた方がいいと思います。受付をすませると尾道までの全行程を詳しく説明したサイクリングマップが貰えます。自分でも地図をコピーして持って行っていましたが、結局はもらったサイクリングマップだけで用が足りました。尾道まで行かれる方は全部の橋の通行料に相当する500円のサイクリングチケットを買っておかれるといいでしょう。
ウェアの他に、グローブ、サングラス、帽子かヘルメット、ボトルを持って行かれた方がいいと思います。
5月3日からもいい天気が続くようですので、今年のGWの目玉イベントとして、自分の力量に合わせてしまなみ海道の好きな区間を走られたらどうでしょうか。
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posted by ヒロ at 12:30| ☔|
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サイクリングコース
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