秋が深まりつつある飛騨高山、白川郷、金沢、和倉温泉、輪島に車で旅行しました。自転車を積んで行き、飛騨高山と白川郷は自転車でのんびりと散策しました。今回はその様子をお伝えします。
長野自動車道を松本ICで下りて、あの最高峰最長のヒルクライムで有名な乗鞍高原への道を通り、上高地のトンネルの手前で左折して、安房トンネルを抜け、飛騨高山まではスイスイと走れました。初めて訪れる街だったので、街の規模感が分からず、高山の街は自転車で散策することにしました。ホテルから程なく「古い町並み」に着きました。酒屋、味噌屋、工芸品屋、漬け物屋、お菓子屋が軒を連ね、ちょっと御邪魔するだけであっと言う間に時間が過ぎました。
夕食は料理雑誌"dancyu"で紹介されたことがある「ラフォルケッタ」に行きました。我々の旅行は、夕食付きの宿には泊まらず、ビジネスホテルに泊まって、その街で美味しいとされるレストランで夕食をとるパターンが多いです。その方が美味しいものを好きなだけ食べることができます。"dancyu"に紹介されているレストランはどこに行っても「当たり!」で裏切られたことはありません。「ラフォルケッタ」も例外ではありませんでした。飛騨牛のカルパッチョは飛騨高山ならではの逸品でした。
一夜明けて、陣屋前で朝市が開かれるというので、朝食前に出かけてみました。洋子さんは市場や産地直売の店が大好きで、こいう時は早起きも気にしません。ちょっと冷えてパリッとした空気の中を自転車で走るのは清々しい体験でした。市にはいろんな野菜、漬け物、果物、花、餅などを売るテントが並んでいましたが、あるテントで「ポポ」という珍しい果物を見付けました。洋梨のような形で、身はバナナの味という珍しいものです。ちょっと試食させてもらうと、形からは想像できないバナナの味がする不思議な果物でした。洋子さんは迷わず買ったことは言うまでもありません。
高山の町並みと美味を満喫した我々は白川郷に向かいました。金沢で昼食という計画だったので、白川郷での滞在時間に余裕がなく、再び自転車で合掌造りの民家を見て回りました。茅葺きの屋根は瓦屋根と違って、柔らかくて暖かな風景を作り出します。村を流れる清水が透き通っていたのが印象に残りました。
今回の自転車の走行距離は、高山で8km、白川郷で3km。平均速度は8.2km/hでした。駆け足程度のスピードですね。たまにはこんなのんびりした走り方もいいものですよ。
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