最近は輪行しなくてもBirdyに乗っていますが、昨日は久し振りにInterMax号に乗りました。今まではロードレーサーが最高だと思っていましたが、BirdyにはBirdyの良さがあることが分かりましたので、説明します。
乗ってすぐに気づくのは乗り心地の違いです。ロードレーサーにはサスペンションが全くないので、路面の凸凹がそのまま体に伝わります。同じ道を走ってもInterMaxの方が巡航速度が速いので、振動を余計強く感じます(振動のエネルギーは速度の二乗に比例するので当然ですね。)
そこへいくと、Birdyには前後にサスペンションあるので、振動がかなり抑えられ、乗り心地がいいです。初めてBirdyに乗った時は、サスペンションの効果をあまり感じなかったのですが、ロードレーサーと比べるとサスペンションのありがたみがよく分かります。
乗車姿勢も違います。ロードレーサーだと、普通に顔を前にむけると、前方視界の中心点が5〜6m前方になるので、顔を意識的に上げないと前が見えませんが、Birdyは前方視界の中心点は20mぐらいなので、それほど顔を上げなくてよく、自然体で乗れるので長時間ライドでも疲れません。
ボトルケージの取り付け位置の違いによるボトルの取り出しやすさも違います。Birdyには写真の位置にボトルを取り付けているので、乗車姿勢を変えずにボトルが取り外せます。ロードレーサーだと前かがみにならないとボトルに手が届きません。
BirdyにはRixen Kaulのバック(大小2種類持っています)をアタッチメントで取り付けています。出かける時、あるいは駐輪してコンビニに立ち寄る時などに簡単に取り付け、取り外しができるので非常に便利です。
服装も変わってきます。ロードレーサーにはレーサーシューズ用のペダルを取り付けていますので、レーサーシューズを履きますが、そうするとウェアがレーサーっぽい服装になります。BirdyはSPDシューズ用ペダルなので、普段着ているカジュアルウェアで違和感がないので、着替えなくて良い気軽さがあります。
ただ、Birdyがロードレーサーにかなわないのが巡航速度です。同じコースを同じように漕いでもロードレーサーは2~3km/h程速く走れます。実際、昨日は20kmを走りましたが、ロードレーサーだと7分程度早く帰ってこられました。ロードレーサーでゴールした時にBirdyはまだ2km前を走っていることになります。
目的によって乗り分けて楽しむのがいいですね!