前回折りたたみ自転車を試乗して来たことを書きましたが、今日は、輪行方式に対する制限とそこからくる折りたたみ自転車選択時の条件変化について書きます。
キウイハズバンドさんのブログによりますと、輪行に対する規制が強化され、輪行袋は「自転車を完全に収納する」ものでないとだめになったそうです。車輪の一部やローラーを輪行袋から出して転がす方式のものはだめになったそうです。折りたたみ自転車の車種検討を始めたこの時期に分かって良かったです。
折りたたみ自転車の選択条件として、多少重くても車輪やオプションのローラー等で転がすことができればOKと考えていました。8kgのロードレーサーを肩に担いで運ぶより、10kgの折りたたみ自転車を転がして運べる方が楽だと考えていましたが、それを見直さないといけなくなりました。
TARTARUGAのTYPE Sにはイージーローラーというオプションがあり、それを後ろのキャリアの先端に取付けると、折りたたみ時に転がして運べるので大きなメリットだと評価していました。TARTARTUGAは折りたたみする手間がロードレーサーとあまり変わらないので、イージーローラーによる転がし運搬ができないとなると、ロードレーサーでいいじゃないか?ということになります。
そうなると、BD-1やDAHONが有利になってきました。DAHONのMu Eliteなら折りたたみが簡単で9.7KG、走行性能も良さそうです。車種選びに満点はなく、何を取って何を妥協することだと思いますが難しくなってきました。