2006年12月17日

向かい風にはドロップハンドル

いよいよ季節風が強くなり冬らしくなってきました。自転車乗りにとっては辛い季節です。寒さも辛いですが、向かい風は無情の感じがします。一応ロードレーサー乗りとしては平地は時速30km/h以上の巡航を心がけていますが、向かい風の時は25km/hになったりします。

そういう時に、「ええい、くそ〜!」と踏ん張ってパワーアップをはかるのも一つのやり方ですが、ドロップハンドルの下を握って風の抵抗を減らしてスピードを維持するのがロードレーサーならではの走り方ではないでしょうか。

流体力学によりますと、確か、風の抵抗は物体の投影面積に比例したと思います。したがって、向かい風に対してはとにかく姿勢を低くすることが抵抗を減らす最良の方法です。ドロップハンドルの下を握るとかなり姿勢が低くなります。が、この時に注意しないといけないのは、ブレーキレバーが遠くなることです。ですから、ブレーキ操作の必要がないような状況下で行うか、もしくは、片手をドロップハンドルの下を握り、もう一方の手でブレーキブラッケットを握るというような変則的な握り方でいざという時のブレーキ操作にそなえるか注意が必要です。

みなさんは向かい風をどのように「楽しんで」おられますか?

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posted by ヒロ at 23:12| ☁| Comment(3) | アドバイス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
確かに、自転車道を走っていると、向かい風が辛い季節になりましたねぇ〜。(+o+)
そんな時に下ハン走行できるロードはありがたいですよネ。
向かい風に限らず、私は他のロード乗りの皆さんより下ハン握って走ることが多いと思いますが、下ハン握っても指2本はブレーキレバーに掛けている場合が多いかな?でも、向かい風やヒルクラの際に下ハン握る場合っていうのはスピードがそんなに出ていないので、指を掛けていない場合が多いです。危険を感じる状況(例えば自転車道で子供が遊んでいる時とか)では、下ハンは握っていないですねぇ。
向かい風での下ハン走行...抵抗を少なくできるのはもちろん、下ハンで走る良い練習にもなる...と個人的には思っています。
Posted by えーじ at 2006年12月21日 19:34
風の抵抗は物体の投影面積に比例し、相対速度の二乗に比例しますので、向かい風のときの下ハンドルはとても有効です。実際、向かい風のときは常に下ハンドルを持ちます。
プロの世界では下ハンドルが標準的なポジションのようです。シマノのSTIレバーには手の小さい人や女性用としてスペーサーを入れブレーキレバーを操作し易くする方法があります。
Posted by Cyu at 2006年12月24日 11:55
僕はフラットバーに乗ってるので、ドロップのように下ハンのような体勢をするには腕を大きく曲げる必要があります。
しかしけっこう腕力使うんですよね、これ・・・
平地なのにスピードが出ないというのは精神的につらいです。登りならむしろおもしろいのですが・・・
「一種のトレーニングだ、これは」と思うしかないのでしょうか。
Posted by レグルス at 2008年02月02日 21:18
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