MTBタイヤ履いて舗装路での90kmの週末サイクリングを楽しんでいるのこの質問はMTBライダーに共通の質問ではないかと思います。こういう質問に対する回答は蛙王さんが得意なのでいずれコメントに書き込まれると思いますが、まずは私が回答しておきます。
ですが、私が必死こいて走っている横を、いとも簡単に抜き去るロード。漕ぎ
っぱなしの自分とは逆に、惰性で進んでも早いロード。タイヤ抵抗ってそんな
に違うものなんでしょうか?90km(信号待ちなど殆ど無い平坦路)を4時
間切るのがやっとの私もタイヤを替えるだけで早く走れますかね??アドバイ
スいただけると嬉しいのですが・・・。
MTBはオフロードを安全に快適に走れるように設計されているのに対してロードバイクは舗装路を高速で長距離走れるように設計されているのでロードバイクが速いのは当たり前なのです。なぜそうなのかは過去の記事やコメントで解説されていますので以下を参考にして下さい。
→「ロード、クロス、MTBどれがいい?」
→「ロードはクロスより速いか?」
質問のタイヤの観点でロードバイクが速い理由は二つです。
1.質量(特に外周部分)が小さい。←加速に有利
2.タイヤが滑らかで転がり抵抗が小さい。←高速巡航に有利
【質量について】
ちょっと専門的になりますが、回転運動する物体の運動エネルギーは慣性モーメントと角速度(回転スピード)の二乗に比例し、慣性モーメントは質量に比例し、回転軸と重心との距離の二乗に比例します。これを分かり易く言いますと、軽い小径のタイヤは軽く回り、重く大径のタイヤは回しにくいということです。同じタイヤの比較なら軽いタイヤほど軽く回せるということです。
また、慣性モーメントが回転半径の二乗に比例することから、自転車の軽量化をする時にタイヤを10g軽くすることは自転車を100g軽くすることに匹敵すると言われます。
MTBのリムとタイヤの質量はだいたい1kg前後、それに対してロードバイクのそれは600g〜700gです。ということは、タイヤだけの比較ならロードバイクと同じ加速をするのにMTBは1.5倍の力でこがないといけないということです。実際は車重を加えての加速なので、それ程の差にはなりません。
【ころがり抵抗について】
MTBのタイヤは一般的にはブロックパターン。一方、ロードバイクのタイヤは平滑パターンです。ブロックパターンのタイヤで走っている時をミクロ的に見るとブロック一つ一つを押しつぶしながら走っているのでその為にエネルギーを費やしており、その分回転運動にまわすエネルギーが少なくなります。走行中ずっとそういう状態が続きますので、同じ力でこいでいてもMTBはロードバイクより遅い訳です。
【質問の回答】上記より、できるだけ軽くて「スリックタイヤ」と呼ばれる平滑パターンのタイヤに交換されたらその分は速く走ることができます。但し、ロードバイクよりは速く走れませんのでご承知おき下さい。
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MTBでの舗装路高速巡航だと、ご指摘のように路面抵抗を感じ、極端なところタイヤだけでもママチャリにしたいとさえ感じたこともありました。
(この路面抵抗の差はバイクでも実感しておりました。)
スリックタイヤにしたところ、かなり改善されましたが、その後に乗った700X28Cのクロスバイクと較べると車重もかなり違うせいか、これまた羽の生えたような軽さを感じたものです。
MTBのサスペンション等はさすがに快適そのもので好きですが、中長距離の舗装路を楽しむのでしたらロードバイクもしくは、28c程度のクロスバイクがパンクもほとんど気にならないのでいいのではないかなと自身では感じております。
* 体を鍛えるならばMTBはいいかもしれませんね。
>と呼ばれる平滑パターンのタイヤに交換されたら
>その分は速く走ることができます。但し、ロード
>バイクよりは速く走れませんのでご承知おき下さ
>い。
ええと、ヒロさんのおっしゃったことですべてだと思います(笑)。
さらに無理矢理付け足すと、ヒルクライムやアップダウンのある道を走る場合と、ほぼ平坦の道をずっと走る場合とでは、要求されるタイヤやホイールの質が違います。
質問の方は、ほぼ平坦の道を走っているようですので、この場合に重要なのは「重さ」ではなく「ころがり抵抗」です。要は「スリック」で「細い」タイヤを履けば、ブロックタイヤよりも速く走れます。またホイール(リム)の重さもあまり重要ではありません。むしろ若干重かったりディープリムであった方が慣性力が増すので、巡航速度が上がります。
一方坂が多い道を走る場合は、なんといっても軽さが重要です。登坂では平地に比べて慣性力が下がるので、こぎ出しが軽い「軽いタイヤ」と「軽いリム」が武器となります。
ちょっと脱線してホイールの話をすると、同じ重さのホイールでも、ハブが軽くてリムが重いホイールと、ハブが重くてリムが軽いホイールとでは、走りの質が違います。リムが重い方が巡行性能が高いので平地向き、リムが軽い方がこぎ出しが軽いのでヒルクライム向きです。同じクラス(価格帯&セミエアロ&リムテープ不必要)のホイールで比較すると(ネタ元は雑誌のレビュー記事等です)、前者がカンパのユーラス、後者がフルクラムのレーシング1でしょうか。んでもってキシリSLはその中間+剛性一番ということで。
ですが……まあ、MTBはもともとアスファルトの上を高速で走るようにはできていませんので、それをロードバイクと比較してもせんないかな、というのが正直なところです。ていうか、タイヤを替えるよりもクロスかロードを買った方が、ずっと幸せになれるような気がしますが。ちなみにMTBって、むちゃくちゃ乗りごごちがいいですよね。前に友達のを借りて乗ってみた際、歩道の段差を超える時なんか全然ショックがなかったのですごい驚きました。
ちなみにパリ〜ルーペという有名なレースではどう見てもMTB用の道でしょというコースをロードバイクで突き進んで行きます。プロの凄さですね。
蛙王さん、いつも素晴らしい解説ありがとうございます。しかも力作で、こういうことにも全力疾走する蛙王さんの性格が現れているのだと思います。とくにホイールの違いの説明は私も勉強になりました。InterMax号をどこか触るならホイールかなあと思っていますが、さてどうなりますか。
SLEEPさん、みんなが抜かしているポイントを補足していただいてありがとうございました。本当にそのとおりですね。
ご質問頂いた方、みなさんのアドバイスを総合すると、スリックタイヤに換えて空気圧を高めにすればかなり改善されるだろうけど、スピードを求めるなら究極はロードバイクとうのが結論になりますが、お分かり頂けましたでしょうか。
でもロードって、雨天時には滑りやすいし、折角のMTBを眠らせておくのももったいないと思い、MTBをドロップハンドル化する改造を施し乗っています(詳しくはブログ記事へ。。。)。
感想としては、フラットバーの時よりいろいろなポジションを取れるので、効率的に舗装路を走れるようになったなぁ。。。と思う一方、やっぱり走りの速さはロードにはかなわないなぁ。。。といった所デス。
ロードよりタイヤが小径なので、漕ぎ出しはロードより軽いかな?と期待していたのですが、車重のためか今ひとつですねぇ。。。
で、いろいろ拝見しましたがロードはやっぱり速いということが判りました。MTBにスリックタイヤ履かせても所詮MTBでしかないみたですね。ダンプカーをレーシングカーに改造しようとしても無理ということと同じなんでしょうね。
とはいえ、今すぐにロード買う金は無し、、、いっその事今のまま「これが普通」なんだという感覚になるまでMTBを乗りこなし、それからロードに乗り換えればロードの素晴らしさを思う存分味わえるかも知れませんね。(←殆ど負け惜しみのコメント・・・。)
まあいずれは必ずロードと感動を手に入れたいと思っています。それまではMTBで霞ヶ浦一周(90km)を毎週思い切り走るぞー!!
またわからないことありましたら質問させて下さい。コメントくれた皆さんありがとうございました^^
本当にMTB乗ってますなのか聞いてみたいが。
要約する。
ラージギア(48T)に換える。
チューブをパナレーサーのR-AIRに変える。
ケイデンスを二割増しにする。
タイヤを街乗り用途からレース用途に変える。セミスリックでもブロックでも構わない。
これでよろし。