2006年05月29日

環境に優しい自転車の行動範囲

自転車生活アンケートに群馬県在住50才代のロードバイク歴1年未満の男性から以下のようなコメントを頂きました。
自転車も交通違反は取り締まるというのはよいとしても、自転車のように環境に優しいものは、乗り物に限らずですが、もっといろんな面で優遇されてよいと思います。自転車でいきなり赤キップというのは厳しすぎるように思う。行政は、むしろ、自転車でも行けるところは車は使わないように仕向ける、あるいはヨーロッパで復活しつつある路面電車、簡易鉄道のようなものを復活、整備して、車を使わず、自転車とそういうものの連携利用でかなりの行動範囲をカバーできるようにするというような政策がとられるといいですね。歩いても10分や20分のところを車で行き、運動不足といって体育館の淀んだ空気の中でトレッドミルで走ったりエアロバイクをこぐなんていうのはどうもおかし
なことのように思うのですが・・・。徒歩や自転車で普段の買い物に行くことがカッコ悪いことではなく、カッコイイことだというように市民の意識を変えていくことも必要ですね。
この男性のおっしゃるとおり、自転車を環境に優しい移動手段としてもっと積極的に利用すべきだと思います。

k.gifそこで、左のような地図を作成しました。これは仮の地図ですが、自宅を中心にして半径5km(自転車で片道15分)、10km(自転車で片道30分)、15km(自転車で片道45分)で円を引いた図です。皆さんもやってみて下さい。そして、半径5kmは必ず自転車で出掛ける。半径10kmはなるべく自転車で出掛ける。半径15kmはできれば自転車で出掛ける。という風に色分けすれば、自転車で出掛けられる範囲がかなり大きいことがお分かりいただけると思います。

その通りにせよとまでは言いませんが、一度皆さんも地図を書いてみて自転車で行ける範囲がかなり広いことを実感してみて下さい。

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posted by ヒロ at 23:33| 🌁| Comment(4) | 入門の入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして、<m(__)m>
健康のため、交通工学的観点からの交通手段としての自転車として、天気の良い日はできるだけ自転車に乗っている私です。
自転車を楽しむ方法として、天気や微風を楽しむこと、地図を見ながら、距離を楽しむということをやっています。
ここに載せられている半径を記入した地図は、地図を見ながら楽しむ一つの方法だと思います。
いい考えですね。
もっぱら、私はシティーサイクルに乗っているので、スポーツ的なことは分かりませんが、ここのブログを見つけられて、良かったと思っています。
趣味としてのいや、交通手段としての自転車乗りの参考にさせてもらいますね。
大袈裟かな?
では、また。
Posted by SNOW at 2006年05月30日 21:36
SNOWさん、今までになかったような観点でのコメントありがとうございます。交通工学とはどういう学問ですか。そういうことを研究されているのですか。SNOWさんのご参考になるようなことはあまり書けないかもしれませんが、これからもご覧いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。またコメント下さい。
Posted by ヒロ at 2006年05月31日 08:21
交通工学は交通渋滞の緩和であるとか、交通流・交通波といった、人や車の往来=交通を現象として捉え、対策を研究していく分野です。
土木工学の中の都市計画の一分野でもあります。
ですから、交通手段としての自転車には、いろんな意味(渋滞緩和・環境対策・健康問題など)で期待があります。
そのためには、道路状況(走りやすさ、快適性)を研究追求していくのも交通工学です。
Posted by SNOW at 2006年05月31日 21:00
SNOWさん、早速交通工学についてご説明いただきありがとうございました。このブログに書きましたとおり明日から駐車違反の取り締まりが厳しくなり路上駐車が減少すると予想されていますが、それで渋滞がなくなったり平均速度が上がったりするのでしょうか。路上駐車によって引き起こされる渋滞や速度低下による経済活動のロスコストなどが明確になれば今後の取り締まり根拠になりますね。
Posted by ヒロ at 2006年06月01日 00:14
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