2006年04月09日

クリートの位置調整

ツール・ド・草津本番に備えて、すり減ってしまったクリートを新品に交換しました。

取り敢えず、前のクリートと同じ位置に取り付けましたが、右脚をもう少し外側向きにしたいと思っていたので、この際、正しい位置に取り付いているかを確認することにしました。

クリートの位置は、足の拇趾球がペダルの軸の真上になるように調整しなければいけません。では、どういうふうにして調整したらいいのか私が行った方法を紹介します。

1.サイクリングシューズに拇趾球の位置をマーキングする
1)まず、拇趾球の位置をペンかテープで足に直接マーキングする。

IMG_2936.jpg拇趾球というのは足の親指の第二関節、つまり親指の付け根の球状に丸くなった部分です。ここ印(A)を付けます。





2)足とサイクリングシューズに基準点の印をする

サイクリングシューズを履いて、足のくるぶし付近の適当なところにペンで印(B)をつけ、足を横から見た時に前後方向で足に付けた印と同じ位置のサイクリングシューズに印(C)を付けます。

3)足の拇趾球のマーキングをサイクリングシューズに写す

IMG_2937.jpg(A)と(B)の距離(L)を測り、(C)から(L)の距離に印(D)を付けると、拇趾球の位置(A)がサイクリングシューズ上に(D)としてマーキングされたことになります。



2.ペダル軸上に拇趾球の位置を合わせる
サイクリングシューズをペダルに取り付け、上記(D)の印がペダル軸の真上になるようにクリートの前後位置を調整します。私の場合、右のクリート位置は拇趾球が正しくペダル軸上に来るようになっていましたが、左のクリート位置は拇趾球がペダル軸より前にずれた状態になっていたことが分かり、正しい位置に調整しました。
3.膝の皿の裏がペダル軸の真上にくるようにサドルの前後を調整する
写真のように膝の皿裏から重りを付けた糸を垂らしてその糸がペダル軸の位置にくるようにサドルの前後位置を調整します。私の場合、膝の皿の裏がサドルを10mm後ろにずらしました。
以上で、拇趾球がペダル軸の真上に来て、さらに膝の皿の裏が同じ垂線上に乗ったことになります。

右脚のクリート位置を数ミリずらしたことになるので、これで違和感がないか実際に走ってみて確認してみました。

結果はバッチリ正解でした。今までPolar S720iの心拍計とパワーメーターで左右のペダリングパワーのバランスを計ると、常に左脚が52:48で強かったのですが、50:50に修正できました。右脚の筋力が足らないのか、あるいは、こぎ方がアンバランスなのかと思っていましたが、拇趾球の位置がずれていたとは思いもよりませんでした。

みなさんもBiCYCLE CLUB2月号の「完全フィッティング・マニュアル」の特集記事を参考に調整されたらどうでしょうか。



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posted by ヒロ at 23:59| ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | 乗り方・こぎ方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
週間天気予報によるとレースのある週末あまりパッとしない天候のようですね。日曜は降水確率50%だし、気温もあまり上がらないようだし。
去年の開会式のとき出発を待つ間がすごく寒かったのを思い出します。今年も寒いのかなぁ?走り出すと暑いですけどね。
Posted by ナカ at 2006年04月10日 19:54
ナカさん、天気は我々三人がそろえばきっと回復しますからあまり心配せずに楽観して望みましょう!
但し、準備は万端に。
Posted by ヒロ at 2006年04月10日 23:55
そういえばヤビツの練習の時、結構な降水確率でも降られていませんでしたね。
じゃぁ今回も晴れ男の底力が出ることを期待しましょう。
レースのテンションを上げる為に、ジャージ新しいのを買いました。タイヤも新品にしようかと思ったらお金が足りませんでした・・・
Posted by ナカ at 2006年04月11日 14:14
こんばんは。今回の「クリートの位置調整」の記事も大変参考になりました。

つい最近、初めてサイクリング・シューズを購入し、靴の中の母指球の位置をどうやって正確に特定するのか、クリートの正確な位置決めをどうやってするのかと思っておりました。

雑誌等にも隔靴掻痒のような方法しか載っていませんし、言われてみれば、そうだなとは思うものの、こういったことは案外思いつかないものですね。



Posted by washiro at 2006年04月15日 01:25
washiroさん、ちょうどサイクリングシューズを買われたところでタイミング良く参考にしていただいてなによりです。膝の皿の裏から重りを付けた糸を垂らして、その糸がペダル軸を通るようにサドル位置を調整することをお勧めします。詳しくはBiCYCLE CLUB2月号をご覧下さい。
Posted by ヒロ at 2006年04月15日 06:47
 突然ですが、お知恵を拝借させていただくつもりでした。が、まだ解説がよく理解できません。誠にお手数かと存じ上げますが、その部分をコピーさせて頂きました。なにとぞ、教えてもらえないでしょうか。


)足とサイクリングシューズに基準点の印をする


## この指摘ですが、サイクリングシューズに側面部にしるしをつけるということでしょうか。



サイクリングシューズを履いて、足のくるぶし付近の適当なところにペンで印(B)をつけ、足を横から見た時に前後方向で足に付けた印と同じ位置のサイクリングシューズに印(C)を付けます。

## この印(c)というのをどこにつけるのかが写真が小さくてわかりませんが。「適当な付近」の「適当なところ」につけるという意味がピンとこないわけです。「適当」だといい加減な寸法になるような気がするのですが。

3)足の拇趾球のマーキングをサイクリングシューズに写す

(A)と(B)の距離(L)を測り、(C)から(L)の距離に印(D)を付けると、拇趾球の位置(A)がサイクリングシューズ上に(D)としてマーキングされたことになります。

(a)と(B)の距離(L)はわかったのですが、(D)との関係がまるで見えないですが。本当に申し訳ありません。できたら紙に書いて、デジタルカメラで見せてもらうという暇はないですよね(赤面)。

 いつもクリートの位置決めには困っております。実は足の裏のサイズ(つまり、靴のサイズ)が左右がかなり差があります。右がほぼ12ミリ程度小さい足をしてまして、どうやって、左右の妥協点を探すかに困り果てて、今回、たまたま貴サイトにたどり着きました。
 足のサイズが違うということは場合によっては脚の長さも左右が異なる可能性を否定できませんが、一般論でかまいませんが、左右のクランクの長さをTAあたりを使って左右長さが違う物を準備したほうがいいのでしょうか。
 長い距離をチンタラ乗るのが好きで、たまには300キロ程度走りますが、今のペダル(スピードプレーのフロッグ)に交換して以来、クリートの形状が異なるので、まだ適正な位置をつかめていない可能性があり、60キロも走ると、足が痛くどうしようもないわけです。
 ペダルのせいじゃなく、純粋に調整法の問題ですので、何とかお力になってもらえないでしょうか。
 よろしくお願い申し上げます。
Posted by Yoong at 2006年10月13日 22:26
http://www.cyclesports.jp/magazine/0606/01/index.html


お手間をとらせるところでした。申し訳ない。ご迷惑をかけましたが、上のサイトでかなりわかります。何とかなりそうです。

気にならないでください。失礼しました!


Posted by Yoong Lee at 2006年10月15日 01:12
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